本書ではSoluVisionを用いて、分子構造から溶解度パラメータを計算する際に用いるSMILESをWinmostar V11.12.0をで出力する手順を示します。
本書の作成において株式会社クロスアビリティ様にご協力頂きました。
本書ではSoluVisionを用いて、分子構造から溶解度パラメータを計算する際に用いるSMILESをWinmostar V11.12.0をで出力する手順を示します。
本書の作成において株式会社クロスアビリティ様にご協力頂きました。
① Winmostarをインストールします。
インストール手順(手順7以降の実施は不要です。)
②Winmostarを起動します。
③ファイル|新規プロジェクトをクリックし、プロジェクト名を入力しOKをクリックします。
④計算したい分子の構造を作成します。構造の作成方法の例は分子モデリングチュートリアル有機分子編、詳細はユーザマニュアルで確認できます。
ひとまずサンプルデータで計算したい場合はファイル|インポート|Samplesファイル|caffeine.datをクリックし破棄して読み込みをクリックします。
⑤ファイル|エクスポート|SMILESをクリックします。「水素原子を補完してからSMILESを生成しますか?」と表示されたらいいえをクリックします。
⑥SMILESウィンドウが開いたら出現したSMILES文字列を選択し右クリックでコピーをクリックします。
①SoluVisionにログイン
アカウントをお持ちでない方は、新規登録はこちらからお進みください。
※2025年4月末現在、溶解度パラメータ推定機能は有料プラン限定の機能となりますが、新規登録で2週間の無料トライアルが可能です。
②溶解度パラメータの計算
・トップページから、有機小分子 > 溶解度パラメータ > 分子構造とクリック、構造入力画面を開きます。
・入力方法でSMILESを選択後、入力欄を右クリックし、先ほどコピーしたSMILES文字列を貼り付けます。
・3D構造を見るをクリックし、入力したSMILESが想定した構造であることを確認、閉じるをクリックします。
・次へをクリックし、物質情報の入力を行います。
・次へをクリックし、計算名およびコメントの入力を行います。
・計算開始をクリックし、計算を実行します。
③結果の確認
・計算開始後、結果画面へをクリックする、またはトップページ右上の計算結果をクリックすることで結果画面へ遷移します。
・左側の結果一覧から結果を選択します。
・画面右側に計算された溶解度パラメータが表示されます。